LPガス(プロパンガス)料金の平均と相場全国平均・使用量別・1㎥あたりの単価・都道府県別
LPガス(10㎥使用時)全国平均
9,115円
2024年10月調査(国が公表する都道府県別の最新値)
- 5㎥
- 5,593円
- 20㎥
- 15,800円
- もっとも高い
- 北海道 11,174円
- もっとも安い
- 東京都 8,246円
LPガスは販売店ごとの自由料金制です。同じ地域・同じ使用量でも、契約先によって 月2,000〜3,000円の差が生じることがあります。 さらに2024年から2025年にかけて、料金の表示方法そのものを変える制度改正が施行されました。
使用量ごとの全国平均と、1㎥あたりの単価
LPガスの料金は「基本料金+使用量×従量単価」で決まります。国の調査は使用量別の請求額を公表しています。 10㎥から20㎥に増えたときの差額から、使用量が1㎥増えるごとの料金はおよそ669円と計算できます。
| 使用量 | 月額(全国平均) | 1㎥あたり(月額÷使用量) | 増えた1㎥あたり(従量単価の目安) |
|---|---|---|---|
| 5㎥ | 5,593円 | 1,119円 | — |
| 10㎥ | 9,115円 | 912円 | 704円5→10㎥ |
| 20㎥ | 15,800円 | 790円 | 669円10→20㎥ |
| 50㎥ | 34,373円 | 687円 | 619円20→50㎥ |
使用量が少ないほど「1㎥あたり」は高く見えます。基本料金(全国平均からの逆算で月2,430円前後の目安)が少ない使用量に割り振られるためです。 自分の料金を比べるときは、同じ使用量の平均と比べてください。 基本料金・従量単価そのものは国の調査では公表されておらず、ここに示した値は請求額の差から計算した目安です。
出典:資源エネルギー庁「LPガス価格調査」を加工して作成(2024年10月調査・消費税込み)。1㎥あたりの値は当サイトの計算。
都道府県別の料金相場
LPガスの平均価格は地域によって差があります。全国平均は10㎥使用時で 9,115円ですが、 最も高い都道府県と最も安い都道府県では月2,928円の開きがあります(2024年10月調査)。
- 北海道 11,174円
- 青森県 10,764円
- 岩手県 10,441円
- 宮城県 9,178円
- 秋田県 10,078円
- 山形県 10,201円
- 福島県 9,497円
- 茨城県 8,463円
- 栃木県 8,408円
- 群馬県 8,342円
- 埼玉県 8,260円
- 千葉県 8,354円
- 東京都 8,246円
- 神奈川県 8,575円
- 新潟県 9,417円
- 富山県 9,976円
- 石川県 9,597円
- 福井県 9,395円
- 山梨県 8,426円
- 長野県 9,104円
- 岐阜県 8,970円
- 静岡県 8,825円
- 愛知県 8,790円
- 三重県 8,728円
- 滋賀県 8,908円
- 京都府 8,903円
- 大阪府 8,376円
- 兵庫県 9,237円
- 奈良県 8,347円
- 和歌山県 8,549円
- 鳥取県 9,844円
- 島根県 10,299円
- 岡山県 9,335円
- 広島県 9,186円
- 山口県 9,785円
- 徳島県 8,850円
- 香川県 9,208円
- 愛媛県 8,945円
- 高知県 8,601円
- 福岡県 8,836円
- 佐賀県 9,394円
- 長崎県 9,118円
- 熊本県 8,731円
- 大分県 8,789円
- 宮崎県 9,072円
- 鹿児島県 9,053円
- 沖縄県 9,257円
出典:資源エネルギー庁「LPガス価格調査」を加工して作成(10㎥使用時・消費税込み)
記事一覧
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- 測る 検針票の見方 — どこを見れば高いか分かるか 検針票のどの数字を見れば、自分の料金水準を判断できるのか。比較に使うべき単位と、その求め方を解説します。
- 対策 安くする方法 — 効果を金額で比べる 節約行動と契約先の見直しでは下がる金額の桁が違います。世に出ている省エネの節約額は都市ガスの単価で計算されているため、LPガス世帯には当てはまりません。熱量差を踏まえて換算し直しました。
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- 比較 一括見積もりサービスの比較 — 使う前に確認すべきこと エネピ・ガスチョイス・ガス屋の窓口の3社を各社サイトの公表情報で比較しました。仕組みはどれも似ているため、使う前に確かめるべき順序を解説します。
- 制度改正 三部料金制とは — 2025年4月に何が変わったか 基本料金・従量料金・設備料金の3つに分けた通知が義務化されました。エアコンやWi-Fi機器の費用がガス代に乗っていた実態と、それが禁止された経緯を解説します。
- しくみ プロパンガスが高いと感じる理由 — 自由料金制のしくみ 都市ガスと違い、LPガスは販売店が自由に料金を決められます。なぜ価格競争が働きにくいのか、その構造を説明します。
知っておきたい前提
都市ガスとの決定的な違い
都市ガスは導管を通じて供給され、料金の届出制度があります。 一方でLPガス(プロパンガス)はボンベで各戸に配送され、 販売店が自由に料金を設定できます。 このため、同じ市内の隣家であっても、契約している販売店が違えば料金が違います。
価格競争が働きにくい構造
自由料金制でありながら価格競争が働きにくいと指摘されてきました。 各販売店が料金を公表しておらず、消費者が比較できないためです。 情報の非対称性が構造的に残っている領域といえます。
制度改正が進行中
| 施行 | 内容 |
|---|---|
| 2024年7月2日 | 過大な営業行為の制限/LPガス料金等の情報提供 |
| 2025年4月2日 | 三部料金制の徹底(設備費用の外出し表示・計上禁止) |
いずれも液化石油ガス法の施行規則改正によるものです。 詳細は三部料金制の解説に記載しています。
出典:資源エネルギー庁「LPガス価格調査」を加工して作成(10㎥使用時・2024年10月調査)。 制度改正の内容は経済産業省・資源エネルギー庁の公表資料に基づきます。
プロパンガスの料金は、複数の販売店の見積もりで比べられます
LPガスは販売店ごとの自由料金制です。持ち家の戸建てなら契約先を自分で選べるので、今の請求額と他社の見積もりを並べて比べられます(賃貸は貸主の同意が要り、集合住宅は建物ごとの契約のため切り替えられません)。
- エネピ 全国のプロパンガス会社を比較して、一括で見積もりを取れます。 無料で見積もりを比べる
- ガスチョイス プロパンガスの料金比較サービス。複数社の見積もりを無料で取り寄せて比較できます。 無料で見積もりを比べる
- ガス屋の窓口 戸建住宅向け。切替後の料金保証と、解約手続きの代行があります(保証の条件は公式サイトで確認してください)。 無料で見積もりを比べる
申し込むと販売店から電話で連絡があり、見積もりはその後に提示されます。 その場で契約する必要はなく、断ることもできます。成果報酬型広告を含みます。掲載順は五十音順です(編集方針)。
集合住宅(アパート・マンション)の方は申し込めません。 ガスの契約が建物単位のためです。管理会社への伝え方は賃貸でガス代が高いときにまとめています。
電気の契約先は、住まいの形に関係なく見直せます
ガスと違い、電気は戸建て・集合住宅を問わず世帯ごとに切り替えられます(高圧一括受電の建物を除く)。
どの会社が合うか分からないとき:まとめて比べる
契約先の候補が決まっているとき:各社の公式サイト
- idemitsuでんき 給油代2円/L引きのコースあり(月100Lまで=最大月200円・特割カード登録が必要)。 公式サイトを見る
- ソフトバンク自然でんき 基本料金0円・従量単価が均一のプラン。再エネ比率は実質100%。 公式サイトを見る
- Looopでんき 電力の市場価格に連動し30分ごとに単価が変わるプラン。一定の使用量までは上限単価あり、市場が高騰すると料金が上がる場合がある。解約手数料なし。 公式サイトを見る
成果報酬型広告を含みます。申し込み・比較は無料です。
下がるかは使用量と今の契約しだいです(内訳の見方)。 高圧一括受電の建物は不可。idemitsuでんきは沖縄電力エリアが対象外です。 沖縄電力エリア・北陸電力エリアは対象外です。 掲載順は五十音順(編集方針)。
よくある質問
LPガス(プロパンガス)と都市ガスは何が違いますか
供給方法と料金の決まり方が違います。都市ガスは地下の導管を通じて供給され、料金の届出制度があります。一方LPガスはボンベで各戸に配送され、販売店が自由に料金を設定できます。このため都市ガスは同一地域内の料金差が小さいのに対し、LPガスは同じ市内の隣家であっても契約先が違えば料金が違います。
LPガスの料金は誰が決めているのですか
契約している販売店が自由に決めています。LPガスには都市ガスのような料金の届出制度がありません。さらに各販売店が料金を公表していないため、消費者が比較しにくく、価格競争が働きにくい構造が続いてきました。
LPガス料金の全国平均はいくらですか
10㎥使用時で9,115円です(2024年10月調査・消費税込み)。出典は資源エネルギー庁「LPガス価格調査」です。ただし地域差が大きく、最も高い北海道は11,174円、最も安い東京都は8,246円で、月2,928円の開きがあります。
LPガスの1㎥あたりの単価はいくらですか
全国平均から計算すると、使用量が1㎥増えるごとにおよそ669円です。10㎥使用時の平均9,115円と20㎥使用時の平均15,800円の差を10で割った値です(2024年10月調査)。請求額を使用量で割った「1㎥あたり」は、10㎥なら912円で、基本料金が含まれるぶん高くなります。
LPガスの基本料金の相場はいくらですか
国の調査では基本料金そのものは公表されていません。使用量別の平均から逆算すると月2,430円前後が目安です。実際の基本料金は販売店ごとに違うため、検針票の「基本料金」欄で確認してください。
2024年から2025年に何が変わりましたか
2024年7月2日に過大な営業行為の制限とLPガス料金等の情報提供が、2025年4月2日に三部料金制の徹底が施行されました。いずれも液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律の施行規則改正によるものです。賃貸住宅での消費設備費用の計上や、LPガス消費と関係のない設備費用の請求が禁止されています。