ガソリン補助金はいつまで? 今週はいくら?1Lあたりの支給単価の推移と、全国平均との関係
ガソリンの補助(1Lあたりの支給単価)
42.8円
10月22日以降・補助事業の公式サイト(2026年10月21日確認)
前の週から −0.2円
- 始まった日
- 2026年3月19日
- 終わる日
- 公式サイトに記載なし
- レギュラー全国平均(10月13日)
- 170.1円
- 全国平均+支給単価
- 212.5円
先に結論
- いつまで続くかは、公式サイトに記載がありません。資源エネルギー庁の資料には「事態が長期化した場合には、今後とも支援の在り方を柔軟に検討する」とあります。当サイトは終わる時期を予想しません。
- 10月22日以降の支給単価は1Lあたり42.8円です。軽油・灯油・重油も同じ額です。単価は毎週改定され、木曜から適用されます。
- 今の補助は「中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」で、2026年3月19日から。ガソリンの全国平均が170円程度を超える見込みの分を、国が全額補助するしくみです。
- 全国平均170.1円(2026年10月13日調査)に、その週の支給単価42.4円を足すと212.5円。補助が無かった場合の目安としての単純な足し算で、店頭の価格がその分下がったとは限りません。
ガソリン補助金はいつまで?
公式サイトに終了日の記載はありません。資源エネルギー庁の説明資料(2026年3月11日)には「事態が長期化した場合には、今後とも支援の在り方を柔軟に検討する」とあります。終了や単価の変更は、補助事業の公式サイトと資源エネルギー庁から発表されます。
公式サイトの「よくあるご質問」には「ガソリン・軽油の暫定税率の扱いについて結論が得られて、それが実施されるまでの間」という回答がありますが、これは前の制度(燃料油価格定額引下げ措置)についての説明です。ガソリンの暫定税率は2025年12月31日に廃止され、前の制度のガソリンへの補助は2025年12月30日で終わっています。
いつから?
今の補助は2026年3月19日から始まりました(2026年3月11日の総理指示を受け、3月19日(木)出荷分から支給開始)。それまでの経過は次のとおりです。
- ガソリンへの補助は2025年12月30日で終わり(ガソリンの暫定税率は12月31日に廃止)、2026年3月18日までガソリンには補助がありませんでした。
- 2026年3月16日の全国平均は190.8円で、補助の開始後は3月23日が177.7円、3月30日が170.2円でした(資源エネルギー庁「石油製品価格調査」)。
今週はいくら? 支給単価の推移
今の制度が始まってからの、1Lあたりの支給単価(ガソリン)です。軽油・灯油・重油も同じ額です(軽油は2026年3月31日まで17.1円の上乗せあり)。確認できた期間のうち、最高は9月17日〜9月30日の51.0円、最低は7月2日〜7月8日の4.8円でした。
| 適用期間 | 支給単価円/L | 前の週から円 |
|---|---|---|
| 10月22日以降 | 42.8 | −0.2 |
| 10月15日〜10月21日 | 43.0 | +0.6 |
| 10月8日〜10月14日 | 42.4 | −8.3 |
| 10月1日〜10月7日 | 50.7 | −0.3 |
| 9月17日〜9月30日 | 51.0 | +15.0 |
| 9月10日〜9月16日 | 36.0 | — |
| 9月3日〜9月9日 | 未確認 | — |
| 8月27日〜9月2日 | 32.5 | — |
| 7月9日〜8月26日 | 未確認 | — |
| 7月2日〜7月8日 | 4.8 | −1.2 |
| 6月25日〜7月1日 | 6.0 | — |
| 6月11日〜6月24日 | 未確認 | — |
| 6月4日〜6月10日 | 33.3 | −3.9 |
| 5月28日〜6月3日 | 37.2 | −4.6 |
| 5月21日〜5月27日 | 41.8 | −0.8 |
| 5月14日〜5月20日 | 42.6 | +2.9 |
| 4月30日〜5月13日 | 39.7 | +8.8 |
| 4月23日〜4月29日 | 30.9 | −4.6 |
| 4月16日〜4月22日 | 35.5 | −13.3 |
| 4月9日〜4月15日 | 48.8 | −1.0 |
| 4月2日〜4月8日 | 49.8 | +1.7 |
| 3月26日〜4月1日 | 48.1 | +17.9 |
| 3月19日〜3月25日 | 30.2 | — |
出典:燃料油価格の補助事業の公式サイト(資源エネルギー庁)の「支給単価」と「全国平均価格のグラフ」。過去の週は公式サイトに残らないため、ウェブアーカイブ(Internet Archive)に保存されていた公式サイトの版で確認しました。「未確認」の3期間は、保存された版が無く確認できていません。
しくみ:170円を超えた分を補助
ガソリンの全国平均小売価格が170円程度を超える見込みになったとき、170円を超える部分を全額(10/10)補助する。軽油・重油・灯油にはガソリンと同じ額、航空機燃料はガソリンの8割相当(9月3日から。開始時は4割相当)。補助金は石油元売・輸入事業者に、卸価格を引き下げる原資として支払われる。消費者が申し込む制度ではない。
支給単価の決め方(公式サイトの説明)
支給単価 = 今週のガソリン全国平均 + 前週の支給単価 + 原油価格の変動分 + 調整単価の変動 − 170円
例:2026年10月19日の全国平均170.2円 + 前週の支給単価43.0円 + 原油価格の変動分−0.4円 − 170円 = 42.8円(10月22日から適用)。調整単価は、元売事業者が原油の代わりの調達で国際価格より多く払った分などを月ごとに反映するもので、2026年7月2日から加わりました(2026年10月分は3.7円)。
支給単価は、翌週の全国平均が170円程度に収まるように決まります。2026年4月6日調査以降の全国平均は167.4〜170.2円でした。ただし価格は県や店で違い、2026年10月13日調査では47都道府県のうち23都道府県で170円を超えています。都道府県別の今週の価格
補助が無かったら、いくら?
公式サイトのグラフには「補助なし価格」が載っています。これは全国平均にその週の支給単価を足した値で、2026年10月19日は170.2円+43.0円=213.2円でした(軽油は159.7円+43.0円=202.7円)。下の表とグラフも同じ足し算で、当サイトが計算したものです。
補助は元売・輸入事業者の卸価格に入るもので、店頭の価格がちょうど支給単価の分だけ下がっているとは限りません。資源エネルギー庁の資料でも「補助金の効果は徐々に小売価格に反映される」「補助金のほか、原油価格の動向等の影響を受ける」とされています。足し算の値は、補助の大きさをつかむための目安です。
- レギュラーの全国平均
- 全国平均+その週の支給単価(当サイトの足し算)
- 今の補助の開始(2026年3月19日)
直近12週の値です。支給単価は、その調査日に適用されていた単価です。
| 調査日 | 全国平均円/L | 支給単価円/L | 足した値円/L |
|---|---|---|---|
| 10月13日 | 170.1 | 42.4 | 212.5 |
| 10月5日 | 170.2 | 50.7 | 220.9 |
| 9月28日 | 170.2 | 51.0 | 221.2 |
| 9月14日 | 169.9 | 36.0 | 205.9 |
| 9月7日 | 170.0 | 未確認 | — |
| 8月31日 | 170.0 | 32.5 | 202.5 |
| 8月24日 | 169.9 | 未確認 | — |
| 8月17日 | 169.8 | 未確認 | — |
| 8月10日 | 170.1 | 未確認 | — |
| 8月3日 | 170.1 | 未確認 | — |
| 7月27日 | 170.1 | 未確認 | — |
| 7月21日 | 170.0 | 未確認 | — |
出典:資源エネルギー庁「石油製品価格調査」(レギュラー・全国平均・消費税込み、2026年10月13日調査まで)と、補助事業の公式サイトの支給単価を加工して作成。「足した値」は当サイトの計算で、実際の店頭価格ではありません。
これまでのガソリン補助(2022年〜)
国の燃料油の補助は2022年1月から形を変えて続いてきました。1Lあたりの額です。
| 期間 | ガソリン | 軽油 | 灯油 |
|---|---|---|---|
| 2022年1月27日〜2025年5月21日燃料油価格激変緩和対策事業 | 週ごとに変動 | 週ごとに変動 | 週ごとに変動 |
| 2025年5月22日〜11月12日燃料油価格定額引下げ措置 | 10円 | 10円 | 5円 |
| 2025年11月13日〜同(段階的拡充) | 15円 | 15円 | 5円 |
| 2025年11月27日〜同 | 20円 | 17.1円 | 5円 |
| 2025年12月11日〜12月30日同 | 25.1円 | 17.1円 | 5円 |
| 2025年12月31日〜2026年3月18日同(ガソリンは暫定税率廃止で対象外) | なし | 17.1円 | 5円 |
| 2026年3月19日〜緊急的激変緩和措置 | 170円超の分を全額 | ガソリンと同額 | ガソリンと同額 |
- 2025年5月22日からの定額引下げは、最初の週は翌週の全国平均が5円下がるように、その後は定額に達するまで全国平均が毎週1円下がるように、段階的に増やしていました(その間の週ごとの額は未確認)。
- 2025年6月26日〜9月3日は「予防的な激変緩和措置」として、ガソリンの全国平均が175円を超える見込みの分を上乗せしていました(例:8月7日〜13日はガソリン12.2円)。
出典:燃料油価格の補助事業の公式サイト「燃料油価格に関する支援策の推移」(2026年10月14日更新)、「緊急的激変緩和措置について」(資源エネルギー庁、2026年3月11日)。
軽油・灯油の補助は?
軽油はガソリンと同じ額。ただし軽油の暫定税率が廃止される2026年4月1日までは、暫定税率相当の17.1円を上乗せしていた(3月19日以降の最初の週は軽油47.3円=ガソリン30.2円+17.1円)。灯油・重油は、前の制度の1Lあたり5円の定額に代えて、ガソリンと同じ額になっています。灯油の値段と補助、市町村の灯油の助成については、灯油はいつ下がる? 補助金はいつまで?にまとめています。
PRこの枠は成果報酬型広告を含みます。
給油代に割引が付く電気
国の補助は元売・輸入事業者に支払われるもので、給油するときに受け取る割引ではありません。給油そのものに割引が付く契約として、電気とセットのプランがあります。割引を受けるには、出光興産のサービスステーションで、登録したカード(特割カード)で払う必要があります。
- idemitsuでんき(ガソリンコース) 電気を契約し、登録したカード(特割カード)で出光興産のサービスステーションで払うと、レギュラー・ハイオク・軽油が2円/L引き。月100Lまで(月最大200円)。一部対象外の店舗あり。灯油は対象外。沖縄電力エリアは提供外。
割引は1Lあたり2円・月100Lまでのため、月の割引は最大200円です。電気料金そのものが今より安くなるかは、お使いの量と今の契約によります。
PRこの枠は成果報酬型広告を含みます。
冬用タイヤを準備する
燃料代のほかに、冬の車の出費で大きいのがタイヤの交換です。雪の降る地域では、初雪の前に替えておく必要があります。
- スタッドレスタイヤを楽天市場で見る サイズ(例:195/65R15)は今のタイヤの側面に書かれています。同じサイズを選んでください。
交換の目安の時期は県によって違います。タイヤのサイズは今のタイヤの側面に書かれています。
冬用タイヤに替える時期の目安は、スタッドレスタイヤに替える時期(都道府県別)で県ごとに計算しています。
今週の価格で、満タンや走る距離ごとのガソリン代を計算するならガソリン代の計算へ。
よくある質問
ガソリン補助金はいつまでですか
公式サイトに終了日の記載はありません(2026年10月21日確認)。資源エネルギー庁の説明資料(2026年3月11日)には「事態が長期化した場合には、今後とも支援の在り方を柔軟に検討する」とあります。終了や変更は、補助事業の公式サイトで発表されます。
今週のガソリン補助金はいくらですか
10月22日以降は1Lあたり42.8円です(ガソリン・軽油・灯油・重油とも同額、航空機燃料はその8割相当)。支給単価は毎週改定され、木曜から適用されます。
ガソリン補助金はいつからですか
今の補助「中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」は2026年3月19日からです。前の制度のガソリンへの補助は2025年12月30日で終わっていて、2025年12月31日〜2026年3月18日はガソリンに補助がありませんでした。
補助金を受け取るのに申請は必要ですか
消費者が申請する制度ではありません。補助金は石油元売・輸入事業者に、卸価格を引き下げる原資として支払われます。
補助の分だけガソリンは安くなっていますか
店頭の価格が支給単価の分だけ下がっているとは限りません。補助は卸価格に入るもので、資源エネルギー庁の資料でも、効果は徐々に小売価格に反映され、原油価格の動向なども影響するとされています。全国平均(170.1円、2026年10月13日調査)に支給単価を足した212.5円は、補助の大きさをつかむための目安です。
軽油の補助はいくらですか
ガソリンと同じ額です(10月22日以降は42.8円)。2026年3月31日までは、暫定税率相当の17.1円が上乗せされていました(軽油の暫定税率は4月1日に廃止)。
次に読む
- ガソリン価格の推移と都道府県別 レギュラー・ハイオク・軽油の今週の県別価格と、1990年からの推移。
- ガソリン代の計算 距離・燃費・満タンのガソリン代を、県別の今週の価格で計算します。
- 灯油はいつ下がる? 補助金はいつまで? 国の補助の今の単価と、灯油・ガソリンの値段を決める要因。
- 軽油価格の推移と都道府県別 軽油の今週の県別価格と1990年からの推移、レギュラーとの価格差。
- ガソリンが安い県・高い県ランキング レギュラーの47都道府県の順位と、1年を通して上位の常連か一時的か。
出典
- 燃料油価格の補助事業の公式サイト(資源エネルギー庁)nenryo-teigakuhikisage.go.jp:制度名・開始日・今週の支給単価・調整単価(2026年10月21日確認)
- 同「全国平均価格のグラフ」:支給単価の式、補助なし価格(2026年10月19日調査分)
- 同「緊急的激変緩和措置について」(資源エネルギー庁、2026年3月11日)、「支給単価の算定方法変更について・調整単価の算定について」、「燃料油価格に関する支援策の推移」(2026年10月14日更新)
- 過去の週の支給単価:Internet Archive(web.archive.org)に保存された上記公式サイトの各版(2026年10月21日確認)
- 資源エネルギー庁「石油製品価格調査」(レギュラー・全国平均、2026年10月13日調査まで)を加工して作成
- 出光興産「idemitsuでんき クルマ特割(ガソリンコース)」(割引の条件)